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2026年共通テスト日本史の難易度・出題傾向を徹底分析【歴史総合・日本史探究】

共通テスト日本史は、知識量だけでなく、資料や図版を読み取りながら考える力が求められる科目です。

近年は単純な一問一答形式は少なく、与えられた情報を整理し、歴史的背景と結びつけて判断する問題が中心となっています。

2026年の共通テスト日本史も、この流れを踏襲した出題となりました。

本記事では、2026年共通テスト日本史について、全体の難易度・問題量・出題構成・分野別傾向を整理したうえで、今後の学習方針を解説します。

なお、日本史の基礎理解に不安がある方は、まずはこちらの記事で土台を固めてから本記事を読むことをおすすめします。
日本史の勉強法|基礎から共通テスト8割を狙う正しい対策法

2026年共通テスト 日本史の全体概況

難易度:昨年よりやや易化

2026年の共通テスト日本史は、昨年と比べてやや易化したと考えられます。

思考力・判断力を測る出題傾向そのものは変わっていませんが、日本史探究の範囲では、細かすぎる知識や難解な年代整序を必要とする問題がやや減少しました。

標準的な学習を丁寧に積み重ねてきた受験生ほど、学習効果が得点に反映されやすい構成だったといえるでしょう。

一方で、歴史総合の範囲では、近現代史に関する理解を前提としつつ、資料を読み取って判断する力が引き続き求められています。

問題数・分量

  • 大問数:6題
  • 設問数:33問
  • 解答数:34

連動型の問題が新たに導入された影響で解答数は1問増加しましたが、全体の分量自体は昨年と大きな変化はありません。

ただし、図版や資料を読み取る問題が多く、設問ごとの処理に時間を要する構成でした。

設問数以上に「考える時間」が必要であり、時間配分を意識した演習経験の差が出やすかったと考えられます。

出題構成と分野別傾向

第1問:歴史総合(19〜20世紀中心)

第1問は歴史総合の範囲からの出題で、19〜20世紀を中心とした近現代史が扱われました。

災害の歴史をテーマに、国内外の事例を比較しながら、社会や政治との関係を読み取る問題構成となっています。

単なる出来事の暗記ではなく、資料や図を手がかりに前後関係や因果関係を考える力が求められました。

第2問:通史(原始〜中世)

第2問以降は日本史探究の範囲となり、第2問では日本の通史を扱いながら、原始・古代・中世の社会や経済に関する出題が見られました。

図や資料から状況を読み取り、当時の社会構造や制度と結びつけて判断する設問が中心で、基礎知識を前提とした読解力が求められています。

第3問:古代史

古代史では、政治史と文化史を組み合わせた出題が見られました。

資料や絵画を手がかりに、時代背景や成立事情を考える構成となっており、用語暗記だけでは対応しにくい設問も含まれていました。

教科書レベルの知識を「どの時代の、どの文脈か」で整理できているかが重要です。

第4問:中世史

中世史では、政治・社会・文化を横断する形で出題されました。

複数の資料を照らし合わせながら判断する設問が多く、単独知識ではなく、歴史の流れの中で理解しているかが問われています。

第5問:近世史

近世史では、城郭や社会構造をテーマとした出題が見られました。

政治史・社会史・文化史がバランスよく扱われており、近世社会の仕組みを全体像として理解しているかどうかがポイントとなりました。

第6問:近現代史

第6問は近現代の政治を中心とした出題で、平成期を含む比較的新しい時代が扱われました。

政治的リーダーシップや制度の変化をテーマに、資料をもとに判断する構成となっており、近現代史を断片的ではなく流れで把握しているかが問われています。

今後の学習方針

共通テスト日本史では、単純な用語暗記だけでは安定した得点を取ることはできません。

重要なのは、
・各時代の基本事項を押さえること
・政治・社会・文化を関連づけて理解すること
・資料や図版を読み取る経験を積むこと
です。

特に、歴史総合と日本史探究を横断する近現代史については、時代背景と出来事のつながりを意識した学習が欠かせません。

日頃から、教科書や資料集を使って「なぜその出来事が起きたのか」「どの時代と関係するのか」を考える習慣をつけておきましょう。

共通テスト日本史対策の仕上げ

最終的には、共通テスト形式の問題演習と過去問で仕上げることが重要です。

実際の試験形式・時間配分に慣れることで、資料読み取り型の問題にも落ち着いて対応できるようになります。

共通テスト日本史の過去問はこちらです。
共通テスト過去問研究 日本史(共通テスト赤本シリーズ)

基礎理解と実戦演習を積み重ねることで、共通テスト日本史は十分に8割以上を狙える科目です。
本記事を参考に、計画的に対策を進めてください。